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001ー4:里璃、神那津川学園に初登校

里璃小説の追加です。
文章が思いの他長くなっちゃっており、画像もかなり張られておりますので結構重いです><
重いと困る方はご注意を……
そして今回からエッチシーンが加わります! エッチ目的の方はここから読んじゃっても問題なしです! 多分!

※ページの右にあるリストから小説の各話にジャンプできるようにしました(`・ω・´)
 


001ー4:里璃、神那津川学園に初登校

・あらすじ(ここまで飛ばした人向け)
前の学校で陰湿なイジメを受けていた私 桜井里璃は、色々あってこの神那津川学園に転入する事となった。
担任の佐伯先生と一緒に廊下を歩き、自分の教室に案内される。
教室には個性的な生徒たちが一杯だった。今度こそ友達を沢山作るぞ! と張り切る私。
しかし初のHRでの自己紹介の時、前の学校でのイジメの原因であった私の長耳をクラスメイトに指摘され、イジメられてた時の記憶がフラッシュバックし錯乱した私は、思わず教室から逃げ出してしまったのだ。
当てもなく廊下を走り、やがて我に返る私。しかし戻るに戻れない雰囲気。
途方に暮れてると、何やら不思議な少女に出会う私。
その少女は学園の制服を着ておらず、さらに無遠慮な性格の持ち主で、まるで自分の家かのように校舎の廊下を歩いていた。
いきなり敏感な耳を触られたりして一悶着あったけど、話しているうちになんだか打ち解けちゃって……
しかし、そんな彼女に突然「お前、生徒会に入れ!」と言われ、私は少女に手を引っ張られどこかに連れて行かれてしまう。
ああ……私、どうなるの……?




「さーて着いた!」

私は今、謎の少女に引き連れられ、大きな二枚扉の前に立たされている。
廊下の突き当たりに面した大きな二枚扉。
ここだけ他の部屋の引き戸と違い、お洒落な雰囲気のノブ付きの開き戸だった。
立て札には綺麗な文字で『高等部生徒会室』と書かれている。
さらに扉に貼られた張り紙には『生徒会関係者以外の立入は厳禁。違反した者はペナルティが課せられる』と書かれていた。

「ねぇちょっと、『立入は厳禁』って書いてあるよ……それ私、転校したばっかりなのに生徒会だなんて……」
「まぁまぁ、良いから入りなってほら!」

少女は躊躇する私の手を強引に引っ張り、無遠慮に扉を開けて中に堂々と入る。



「ぎゃはははははははははははははははははははははははははっ!!!」

[小説]里璃、神那津川学園に初登校_4-1 [小説]里璃、神那津川学園に初登校_4-2 [小説]里璃、神那津川学園に初登校_4-3 [小説]里璃、神那津川学園に初登校_4-4

真っ先に私を出迎えたのは、女性の狂ったような笑い声。
生徒会室は豪華な内装だった。綺麗な装飾品や如何わしい絵画などが飾られていた。
しかし私はそれらには目も暮れず、女性の奇声のする方に注目していた。少女に引っ張られ歩かされながら。
テーブルの上にはジャージ姿の女性が寝転がっていた。手足を存分に伸ばしたX字の体勢だ。

「こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ♪」
「こちょこちょ……先生、ジャージ越しなのに凄い反応ですよ~」
「コチョコチョコチョコチョ……センセ、感じチャッテルネ! フフフ、トッテモ良いニオイデス!」
「あがっははははははははっ!! やべでぇぇえっ! い゙や゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙っ!!」

大勢の女子たちに囲まれ、体中をくすぐられまくっている。
奇声の主は、くすぐったくて笑い悶えていたのだ。

ちなみに私はくすぐりが大嫌いである。
過敏症でくすぐりに弱い私は、前の学校で散々な目に遭ってきた。
何より、嫌な相手の前で無理矢理笑顔を見せさせられる屈辱感は、想像以上に辛い物だ。
だから目の前の光景は、見ていて非常に耐え難いものである。
女子たちのまるで虫の様に蠢く指を見て、今まで受けて来たイジメの記憶が蘇る。
そうだ、私もこんな風に滅茶苦茶されていたんだ。

同時に私は違和感を感じた。
全身を容赦なくくすぐられ、汗・涙・涎にまみれながらも、不思議なことに彼女はX字の体勢のままブルブルと体を振るわせるだけだった。
拘束されてるようにも見えない。逃げようと思えばすぐに逃げられそうなのに、彼女は首をぶんぶん振り、豊満で柔らかそうな乳房を揺らしているだけだった。

(どうして逃げないんだろう、この人……って、この人さっきまで一緒だった担任の佐伯先生じゃん!)

少女に引っ張られ部屋の中を進むことにより、くすぐり責めにあわされていた佐伯先生と目が合った。
先ほどまで自分と同じ教室にいた先生が、どうして生徒会室に……?
そしてこんな異様な光景が広がっているにも関わらず、それがまるで何時も通りの光景と言わんばかりにそこを通り過ぎ、真っ黒の大椅子にドカッと座る少女。部屋全体を見渡せる場所に位置するマッサージチェア。まるで王座の形をしていた。
黒い王座に座る少女と目が合い、私は嫌な予感がする。

(ひょっとして、君って……)

不思議に思う私に対し、椅子の上で無遠慮にくつろぐその少女はニヤッと笑みを浮かべる。

「そうだよ。ボクがこの学園を取り仕切る生徒会長、梨華=ファルファン様さ」

大椅子に備え付けられたリモコンのスイッチを弄りながらそう答える少女、梨華=ファルファン。

(そんな……こんな小さな子が生徒会長だなんて……)

なんてこと、もし口走っていたら、今の私は存在しなかっただろう。
私はこれからどんどん彼女の恐ろしさを思い知ることになるのだ。

「お疲れ様です、梨華様」
「ああ、サンキュ!」

気が付くと、白い学ランを身にまとった女子が、梨華ちゃんの傍らで静かに立っていた。い、いつの間に……?
高めの身長、結ばれた黒い髪、鋭い目付き。さらに左手には鞘に納まった刀のような物が握られていた。

「しっかしお前の担任だけど、全く使えないなー。なんたって転校初日の初HRでヘマやらかすんだからさ……」
「そんな使えない教師はこうやってキツ~くお仕置きしてやらないとね! クスクス♪」

くすぐり責めを受け笑い悶えている先生を、蔑んだ目で見る梨華ちゃん。
お仕置き……それにヘマって……まさか先生、私が逃げ出したからそれでお仕置きを……?

「ちょ、ちょっと待って! いやっあの、あれは……」
「あーあー良い良い! お前は悪くないのはボクがちゃあ~んとわかってるから」

黒いマッサージチェアの上で胡坐を掻き、肘を突いてもたれ掛かる梨華ちゃん。
そんな格好してるとスカートが上がってパンツが……いや、なんでもない。

「経緯はどうであれ、キチンと歓迎出来なかった担任がぜぇーんぶ悪いんだから。だよねーセンセーっ!」

ワザとらしいぶりっ子声で、先生を呼びかける梨華ちゃん。
そんな先生はというと、もはや人のものとは思えない笑い声を出すだけで返事なんかできる状態ではなかった。

「え……いや、だからあの……」
「そんな事より、ボクの座ってるこの椅子だけど、これを見てお前はどう思う?」

ダメだ……話を聞いてくれない。梨華ちゃんは私に話す機会を与えてくれない。
佐伯先生はもはや言葉を喋れる状態ですらなかった。
目の焦点が合わず、ろれつも回らない口でひたすら意味不明の言葉を叫んでいた。

「い……いす……?」

先生の目も当てられない姿を見るのが辛くなり、梨華ちゃんの言葉に応えて私は彼女が座っている大椅子に注目する。
彼女の座っているマッサージチェアが『ブブブブブブブブ……』と、奇怪な音を立てて振動している。
このマッサージチェアも、これまた異様な形状を成していた。
黒い全身スーツを身に纏ったマネキンらしきモノが組み上がり、椅子の形状を保っていた。
四つん這いになったマネキンが二人くっつき、尻を前に向けて背中を座る部分としている。
その左右の土台の上に仰向けに正座したマネキンが椅子の肘置きとなっていた。
四つん這いの二人の頭を跨がるようにがに股で立ち、椅子の背もたれとなる。
まるで組み体操をしているかのようにも見えるこの椅子。
手摺りの先には逆さ向きの顔が見える。目隠しとギャグボールを付けられた顔が。
何とも悪趣味なデザインの椅子だろう……
そう考えながら、梨華の足置き台のマネキンと目が合う。
およ、このマネキンだけ制服……しかも微妙に動いてる……ていうかこっち見てるし……
……あれ……あれれ? よく見ると椅子のマネキンたちも、呼吸をして……

「……ッ?! ひぇぇぇッ??!」

引き攣った声を上げながら後退る私。
マネキンだと思っていたモノが、本物の人間であることにやっと気づいたのだ。結構遅かった気もするが。

「アっハハハハハっ! 誰もがまずコイツを見てお前みたいにビビるんだ。まあ気にするな!」

まるで子供の様な無邪気な笑顔で、椅子の人の身体で言う尻に当たる部分をパンパンと叩く梨華ちゃん。
パンッパンッとイイ音がする……って、椅子の人に失礼か……結構痛そうだ。

「コイツらが着ているのは“硬化スーツ”っていってね。この薄い布地がスイッチ一つで硬化して、着ている人間の体を自在に固定できるのさ。どんな体制でもね」

片手に持った黒いリモコンを見せ付けながら嬉しそうに喋る梨華ちゃん。何か足まで組んじゃっでるし……

「でもって、長時間同じ体制を取り続けて血行不良にならないよう、こうして全身にマッサージを与えてやるんだ」

梨華ちゃんがリモコンのダイヤルを親指でゆっくりと回す……!

――ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブ……!!

「ぶごっふごごォおっ!?」
「おごぉぉおっ! ぐほおぉおっ!!」

椅子になっていた女子たち五人が全身をガクガクと痙攣させ、ギャグボール越しから悲痛な悲鳴を上げ始めた。

「ひぇえ!! なっ何? 何なの!?」
「振動、電流、繊毛による3段重ねのマッサージで全身を隈なく刺激してくれるワケ。まあ本人達には強烈なくすぐったさを味わう事になるけどね♪」

[小説]里璃、神那津川学園に初登校_4-5

「うもぉほほほほほほほほほほっ! らべっ! らべぇへへへへへへへへへへっ!!」
「んぎぃいい! あギぃぃぃ!! ギョぇェえへへへへへへへへへへへへへッ!!!」

全身をバイブレータみたいに振動させ、首を四方八方にブンブンと振り回す人間椅子の5人。
異様過ぎる光景が立て続けに起き、思考が停止し立ち尽くしてしまう私。
足で踏まれてる子が震えている……怯えてるのか……いや、泣きじゃくってる様にも見える……
酷い……何でこんな……

「ふーん、『何でこんな酷いことを……』って顔だね? 仕方ないなぁ、一から説明してあげるよ」

無邪気な子供の笑顔で語りだす梨華ちゃん。
その表情は罪悪感の欠片も見せなかった。

「お前もこの学園の噂ぐらい聞いてるだろ? ここの教師たちは生徒の問題に関与せず、実質ボクら生徒会がこの学園を仕切ってるって事ぐらい」

それは聞いたことがあるが、どうせデマだと思って信じてなかった。何せそんな無茶苦茶な学園ある訳無いと思ってたし、それよりもあの嫌な学校から抜け出せるという嬉しさの方が大きかった。
しかし今、目の当たりにしている光景を見ると、それがデマなんかじゃない事を思い知らされる。

「この椅子ね、前期生徒会の役員達で作られてるんだ。で、椅子の足置きになってるコイツが“主犯格”の高賀瀬花梨だ」

梨華ちゃんが人間椅子に体重を掛けたまま、フットレストにされてしまっている子の後頭部をグリグリと踏み躙る。
綺麗な紺色の髪がグシャグシャに乱れる。制服も土で汚れてる。こんな事になってなかったらきっと綺麗な人なんだろうな。

「高賀瀬は前期生徒会長だったんだけどな……これまた好き勝手やってくれて、学園の自治を酷く混乱させたもんだ」
「高賀瀬が率いる生徒会による数々の悪行のお陰でどんどん腐敗していく学園。それに見かねてボク立ち上がったんだ」
「ボクは高賀瀬と正面から立ち向かった。腐敗に苦しむ学園生徒たちの応援もあって、ボクは高賀瀬に勝利したんだ」
「生徒会長となったボクは二度とこんな事が起きないよう、様々なルールを作ったんだ。学園の治安は保たれたとさ」

梨華ちゃんが一人で語り続ける。
しかし真実は違う。
前期生徒会は問題行動なんて何一つ起こしていない。学園の治安も腐敗するどころか、寧ろ逆に安定していたそうだ。
それを梨華ちゃんは自分の財力・権力を振り回し、前期生徒会を無理矢理乗っ取ったのだ。
といっても、それが真実か否かなんて、この時の私には知る由も無かった訳だが。

「前期生徒会の奴らも、生徒会の備品になって貰う事で処分を免除してあげてるんだよ。本来なら退学モノなのにね」
「でもボクは思ったよ。やっぱこの学園を仕切るのに相応しいのはボクしかいないんだってね」
「まっそんな訳で、お前も下手な事したらコイツラみたいに立派な備品になっちゃうかもよ?」

そうか。きっと私、来る学園を間違えたんだ……
私が転入する神那津川学園はここじゃなかったんだ。お母さんと一緒に乗る電車を間違えちゃったんだきっと。
……なんて現実逃避したって無駄だよね……

「ボクはね、生徒会長の資格を持つボクに刃向かうようなゴミカス共に対してもこうやって使い道を与えてやってるんだよ。今も彼女たちは私に対する感謝の気持ちで一杯な筈だよ。ほら見てこの笑顔!」

梨華ちゃんが右手を出し、肘置き役の子のほっぺを挟む形で掴み、グイッと顔を私に向ける。
目隠しとギャグボールで表情は殆ど見えない。それよりも涎と涙と鼻水でグッチャグチャなのが見てて痛々しかった。
しかし釣り上がってシワの出来た頬と笑い声とも取れるボール越しの叫び声で、彼女が笑っている事は嫌でも読み取れた。
勿論それが彼女の本意で笑ってるとは、私はこれぽっちも思ってはいない。私は彼女を可哀相だと思った。
ブルブルと全身を振動させ奇怪な悲鳴を上げる元生徒会たち、それに笑顔で座る少女。
その足の下で顔を伏せ肩を震わせる元生徒会長の高賀瀬花梨さん。
かつては正義感が強く人望もある、素敵な生徒会長だったとか……
だがそれも今やこんな姿に……よく見ると袖が濡れている……やっぱりこの人、泣いているんだ……

(この子……何て顔で、何て事を……)

この子にとって人を苛める事は、オモチャを使って遊ぶのと大差が無いという事。
既に私は、彼女と良い友達になれそうだなんて微塵も思っていない。
目の前に座ってるのは、私がこれまでに出くわしたどのいじめっ子よりもタチの悪い子。
その少女は、悪意と権力を兼ね備えた、人の心を持たない悪魔だった。
そんな彼女が元生徒会長さんを踏みつけ嘲う姿を見て、私の胸に僅かな怒りがこみ上げて来る。
しかしそれと同時に恐怖に似たおぞましさが私を襲う。

「こちょこちょこちょ……顔がめっちゃくちゃだよ先生。そんな顔じゃもうお嫁に行けないね! キャハハハハハ!」
「ふふふ、折角ですからジャージの中もくすぐってあげますね。うわ、凄い……中もぐっしょり……」
「センセ、笑ッテル顔も素敵デスヨ? モット笑ッテ笑ッテ! コチョコチョコチョコチョコチョコチョ!」
「あがッ! あギャぁあハハハははははははっ! だべっだべぇ! いぎがっ! じぬぅぅううぅうっ!!」

三人の女子からくすぐり責めを受ける佐伯先生に目がいく。
強烈なくすぐり責めが目まぐるしく行われている。
ジャージの上から指を這わせる手。突付く手。揉む様にくすぐる手。
更には開いたチャックの隙間からジャージの中に入り込み、素肌を責め立てる手まで。

(やばい……逃げなきゃ。ここから出なきゃ!)

目の前の先生の状況を見て、状況のやばさに気付く私。
もしこの様な責めが自分にも降りかかるとしたら……
ああ、考えただけで卒倒しそうに……いかんいかん!
とにかく逃げなきゃ。幸いここから出口のドアまで一直線、道の障害となる者は誰もいない。
周囲を警戒し、梨華ちゃんが私から目を放した隙を狙う。
こう見えても運動には割と自信がある。この過敏な体質さえなければいじめっ子にも負けてなかった……と思う。
ふと、梨華ちゃんの視線が私から外れ、右手に掴んだ人間椅子の顔面に向く。
今だッ! 間髪を入れず踵を180度返し、そのまま全力で足を踏み出す私!
ドアは確か外側に押し出す開き戸。このまま勢いに任せて体当たりすれば……

――シュンッ

[小説]里璃、神那津川学園に初登校_4-6

「止まれ。梨華様のお話はまだ終わっておらぬ」
「うヒゃあああッ?!」

とんでもない物を目の当たりにし、間抜けな声を上げながら慌てて急停止する私。
なんと扉の前に白い学ランを身に纏った女子が割り込み、眼前に刀を突きつけて来たのだ。
右手の刀を突き出したままピタッと静止し、冷たい瞳で私を見詰めている。

(アワワワ……な、なんで? この白学ランの人、さっきまで後ろにいた筈なのに……?)

私の鼻先で刀の刃先が鋭い光を放っている。
ちなみにその刀は本物。もう少しブレーキが遅かったら、その刀は私の顔をブッスリ貫通していただろう。ひぇぇ……
暫くして彼女はスッと刀を鞘に納めると、私の両肩を無造作に持ち上げ、梨華ちゃんの前まで運んで行ってしまう。
私を下ろすとそのまま元の立ち位置に戻り、直立不動の体制をとる彼女。気が付くと私が逃げ出す前の状況に戻っていた。
怖い……この人たち……色々と尋常じゃなさすぎる……!

「さて、ボクの自己紹介が終わったところで、次は役員の紹介だな。まずは真から」
「では……某、偉大なる梨華様の護衛・世話係の神祭真(かみまつりまこと)と申す」

白学ランの女子が淡々と話す。さっきから気になったけど何か独特の口調。まるでお侍さんみたい……刀も持ってるし……
そんな真さんに続き、さっきまで佐伯先生をくすぐり責めにしていた女子たちが手を止め、自己紹介を始める。

生徒会役員紹介_1

「ルーテシア・フランボワーズよ。ふふふ……よろしく可愛いエルフさん♪」

左の薄紫色のロングヘアの女子がルーテシアさん。右瞼の下にある泣きボクロが印象的な人だ。

「ハイ! エレナ・ニューベリーと言いマス。エレナと呼んでクダサイネ!」

左上で手を振ってくれてる金髪でポニーテールの女子がエレナさん。訛った日本語だけどまだこの国に慣れてないのかな?

「私は山中美春。水泳部と掛け持ちでやってるのよ。良かったらプールの方も来てみると良いわよ」

そして右のツインテールの女子が山中さん。って、凄い胸……水泳部って言うけど、水の抵抗とか大丈夫なのかな……?

「……っと、今ここにいるのは全部か」

梨華ちゃんが周りを見渡しながら喋る。
加えて言うなら、梨華ちゃんの椅子にされている元生徒会の女子たち5人と足置き台にされている元生徒会長。
そして女子たち三人の手でテーブルから降ろされ床に転されてる私の担任、佐伯陽奈先生で全員といったところか。

[小説]里璃、神那津川学園に初登校_5-3

涙と汗で顔をグショグショにさせた椅子の5人。
くすぐりマッサージが終わったしたらしく、首をダランとさせ鼻でフーフーと荒呼吸していた。
こんなピチピチの全身スーツだけで、あんなに身悶えるなんて……凄く首ブンブン振ってたなぁ。
一体どんなくすぐったさなんだろう。と言っても、それを自分で味わってみたいとは断じて思わないが。

[小説]里璃、神那津川学園に初登校_5-4

佐伯先生はと言うと、これまた汗だらけで息を切らし、口をぽっかり開けて虚ろな目で宙を眺めていた。
開いた口から涎がこぼれ、ジャージからはムンムンと熱気が漂ってきている。
ジャージの中はきっとぐっしょりしてるんだろうなぁ。汗っぽいニオイがここまでする。
一体どれだけの時間くすぐられ続けたのだろうか……この頃の私には想像すら出来なかった。
やっぱり私が教室から逃げ出したせいでこんな目に……ごめんなさい佐伯先生……

「んじゃ、よろしく真」
「仰せのままに、梨華様」

全員の自己紹介が終わると、私は背後の真さんに羽交い絞めをされる。
真さんとの身長差が大きい為に、私の身体が持ち上がり足が完全に浮いてしまっている。

「ふぇ! な、何を?」
「何って、またお前が逃げ出さないようにしてやるのさ。転校して来たばかりのお前に学園のルールを説明してやらないといけないからな」

逃げ出すも何も、さっきの真さんを見てそんな気は綺麗さっぱり無くなってしまった。輪切りにされるのは嫌だから。

「ルールは至ってシンプルさ。生徒会長であるボクを『梨華様』と呼ぶ事・命令には必ず従う事・刃向かわない事」

む、無茶苦茶だ……
なんなのこの学園。色々と狂ってる……怖いよ……
逃げれるものなら今すぐ逃げ出したい。もうそのまま家まで逃げ帰りたい。部屋に鍵掛けて引き篭りたい。
ごめんなさいお母さん……私、大丈夫って言ったのに……でも、だってこれ……絶対ヤバイよぉ……

なんて思ってると、不意に私の両足が持ち上がる。
さっきまで座っていた女子たちが私のそれぞれの足を抱え込んでいた。

「ふぇ! ちょっ何を……あ、そんな足持ち上げちゃだめぇ! うひゃあっ!」
「はい、一名様ごあんなーい♪ キャハハ、大開脚ー♪ パンツ丸見えー♪」
「あら、近くで見ると結構可愛いわね貴方。とっても美味しそう……」
「んぁ! み、耳元で囁かないで……は、放して……いやぁ」
「ふんふんふんふん……オー! 里璃、トッテモイイニオイネ!」

私は真さん・ルーテシアさん・美春さんにより成す術なく運ばれる。さらにエレナさんが顔を近づけニオイまで嗅いで来る。
やがてテーブルの上に乗せられる私。ヤバイ逃げなきゃ……逃げないと、さっきの佐伯先生みたいに……!

[小説]里璃、神那津川学園に初登校_5-1 [小説]里璃、神那津川学園に初登校_5-2


「やだ! 放して! 何するの! 怖いってば!」
「コラ動くな! この……!」
「暴れちゃダメよ。良い子なんだから。ほら靴も脱いで」
「ならエレナ、ソックス脱がしてアゲルネ♪」

テーブルの上で暴れる私を押さえ込む女子4人。梨華ちゃんはというと、そんな私を眺めてニヤニヤと笑みを浮かべていた。
そうこうしている内に、私はテーブルの上にX字の形に押さえ込まれる。さっきの佐伯先生と同じ体勢だ。

「よーし、スイッチオン!」

梨華ちゃんの無邪気な声と共に、テーブルから「シュー」という静かな音がなる。
暫くすると、私を押さえつけていた女子たちが手を放し、私を解放してくれた。え、何、何なの……?
私は不思議に思いながら身体を起こそうとし、そして異変に気づく。

「……あれ? 身体が……身体が動かない!」

手足を伸ばしたままの体勢で、私の身体はテーブルに固定されてしまっていた。
正確には、テーブルが私の身体に吸い付いてる感じ……

「ふふん♪ このテーブルは拘束台でもあるんだよ。吸引力を利用してね!」
「ふぇ……こうそく……きゅういん……??」
「ほら、エアホッケーってあるだろ? ゲームセンターとかに置いてあるアレ。あれを逆バージョンみたいなモンさ」

梨華ちゃんが自慢気に説明している間も、テーブルに点々と存在する細かい吸引口が私の身体に吸い付いていた。
なんて強い吸引力……痛くは無いけどしっかり引っ付いて机から離れられない……!

「まあ気を楽にしたまえ。今日は転校生の歓迎会って事で、盛大に祝ってやるんだから♪」
「ちなみに歓迎会では“歓迎する子をたっぷり可愛がる”っていう決まりですので、桜井さんよろしくね」
「アハハ、久々にイジメがいのある餌が来たわ♪ 私たちも楽しませて貰うわよ転校生!」
「ノー! いじめダメね! カワイがってアゲなきゃノーデスよ、ルーテシア!」
「あーハイハイ……で、梨華様。まずは如何なさいましょう?」
「うむ、そうだなぁ……」

折角あの苦しい日々から脱出できたと思ったのに。
あの学校を離れて、もうイジメられないって思ったのに。
もうくすぐったい目にも遭わないって、喜んでたのに。
今、テーブルを囲う五人の女子たちが私を見下ろしている。
これから私、どうなっちゃうんだろう。
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tag : 3Dカスタム少女 里璃小説 神那津川学園 桜井里璃 くすぐり

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No title

佐伯先生が…! 佐伯先生がまたしても大変な目に遭ってるー!
しかもテーブルの上にX字拘束だなんて!
しかもジャージを着たままだなんて!
しかも解放された後の表情が満更でもなさそうだなんて!

何てヒドイ事をするんだ梨華様! もっとやれ!
プロフィール

だーぶら

Author:だーぶら
くすぐりフェチのドMちゃん
巨乳もつるぺたおっぱいも大好物
百合・異種姦・F/Mなんでもござれ
いろいろ創作活動もやってます

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